71InNCByhtL

前回の投稿で、そもそも、「影響力とは何か?」「人が動かされるとは何か?」について、説明をしていなかったため、 順番は前後してしまいますが、今回の投稿で説明させていただければと思います。

そもそも、「人が動かされる」とは何か?

 人が無意識・自動的に動いてしまう固定の行動パターンのスイッチを入れる。

ということを指しています。

例えば、目の前に「2万円のトランプ」と、「100円のトランプ」があるとしましょう。
どちらが、「良い商品」でしょうか?
トランプのそもそもの価値が分からない段階で両者の金額を比較した場合、標準的な原理としては「2万円のトランプ」のほうが、「良い商品」だと瞬間的に判断するでしょう。


このように、人間が持つ無意識的な反応を解明し活用しようというのが、本書の試みです。
 (ちなみに、こちらは、86,400円のトランプです。)
豪華絢爛 純金箔トランプ 67920
大和ネットサービス

 

そもそも、なぜ、目から入った情報から脳は無意識的に物事を判断するのでしょうか?

それは、 人間は脳は過去に学習したパターンから、次の動きを判断することで、脳を効率的に使用するようにできているからです。
上記の例では、「高い商品=良い商品」という脳のパターンを発動させた例となります。

例①:
 高い商品を見る【トリガー】
    ↓
「良い商品である!」【心理状態】

例②:
 仲の良い同級生(女)「今日の放課後、教室で待っててくれない・・・?」【トリガー】
    ↓
 自分(男)「お・・・おう」(告白タイムを察する!)【心理状態】


車を日常的に運転する人であれば、分かるかもしれません。
免許取得前に教習所に通っていた時は、「ブレーキペダルを踏んで、サイドブレーキを外して、ギアをDに入れて、 ブレーキペダルを離して、アクセルペダルを踏んで・・・」と、あれこれ意識しながら操作していたと思いますが、慣れてくると無意識に全ての操作がこなせるようになると思います。
これもまた、脳が学習することで、無意識的に全てを操作することが可能となり、脳を効率的に使用できるようになるまでのプロセスとなっています。


このように、人間が脳内に学習してある、ある心理状態を導き出すトリガーを探し出し、自分が相手に起こさせたい心理状態を引き起こすのが、これからご紹介する影響力の武器になります。